2013年5月2日木曜日

【Illustrator】テキストにあわせて自動で伸縮する長方形の作り方


上図のように長方形の中に文字をレイアウトするような場合、文字と長方形が別々にならず、文字にあわせて長方形が「自動」で伸び縮みしてくれたら便利だと思いませんか? 思いますね(強制)。
じゃあ作ってみましょう。
※CS2での画面解説ですがCS6とかでも基本は変わらんですばい。

テキストを入力しましょう。ここではリュウミン-L 12Q 14Hで入力しました。黄色のベタはわかりやすくするための背景です。
アピアランスパレットから「新規塗りを追加」してください。「塗り」と「線」も追加されます。
「文字」を一番上にドラッグして移動します。
「塗り」がこれから作るボックスの内部色になります。アピアランスパレットで「塗り」を選んでから色を設定してください。まあ後で色を変えるでもいいですけど。とりあえずここでは白にしますね。(ここで色を変えてもまだ見た目は変わりません)
アピアランスの「塗り」に対してメニューから[効果]-[形状に変換]-[長方形]コマンドを適用します。「値を追加」で数値を指定します。これはテキストから長方形の縁までの空きとなる数値です。ここでは「幅に追加」を1mm、「高さに追加」を0.5mmに指定してみます。「プレビュー」にチェックをつけておけばわかりやすいですね。
文字の背景に白い長方形ができたと思います。

アピアランスパレットは下図のようになっています。
白い長方形に枠線も付けたいと思います。アピアランスの「長方形」を選択して、「選択した項目を複製」ボタンで複製してください。「長方形」が2つになりました(下図)。
どちらかの「長方形」をドラッグして「線」に入れてください。下図のようになります。
アピアランスパレットで「線」の「カラー」をクリックして選択してから、線色と線の太さを設定してください。ここではK100で0.2mmの線にしました。
テキストは下図のようになったと思います。とりあえず的にはもうこれでテキストの長さに合わせて自動伸縮する長方形ができています。

しかしですよ、気になりますよねアレの位置が。つまりアレですアレ、「整列」パレットで「垂直方向中央に整列」ってやったときにテキストがずれてて気になる例のアレです。ハッキリ言うと長方形内での文字位置が上下中央にならず、Illustratorのテキスト処理の特性によるのかなんなのかしらんけど、文字が若干上に寄っていることが気になるのです! こんなのイヤだ! イヤだよね!?
これが気にならない人は嫌いです。わからない人はもっと嫌い。そんな人とは一緒に仕事をする日がこないことを祈ります。
ということでコレをただしましょう。ただし文字のベースラインシフトをいじっても長方形ごとずれてしまうので、ここでも効果を利用します。

まず文字色を透明にします。アピアランスの「文字」をダブルクリックしてください。
「文字」のアピアランスが開きました。塗り色をなしにします。
そしたらアピアランスで「テキスト」をダブルクリックして全体のアピアランスにもどり、「塗り」を「文字」の上に追加してください。これが文字色になります。ここではK100の黒にしました。
追加した「塗り」に対してメニューから[効果]-[パスの変形]-[変形]コマンドを適用します。「垂直移動距離」に数値を指定してテキストをさげます。この数値はフォントやサイズによって変わってくると思うので、プレビューにチェックを付けて微調整するとよいと思います。ちなみにリュウミン-Lの場合は文字サイズ(Q)の0.015倍(mm)がちょうどいいんじゃない?って感じです。つーことで「リュウミン-L 12Q」でやってきたここでは「-0.18mm」に指定しました(CS5以降の場合、Y軸の数値は逆ね。この場合「+0.18mm」だよ。ややこしワイ…)。
はい、これで完成です。
文字を増やしても…
行を増やしても…
自動でいい感じになるよー。便利だよー。
アピアランスはこんな感じになっています。
角丸長方形にしてもいいし、ドロップシャドウ付けたりしてもいいですね。これ(下図)でも伸縮しますよ。

こんなの作ったらグラフィックスタイルに登録しておけばさらにいいんじゃないかなっとか思いますよ。
ではでは以上です。

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